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地子連総会に出席しました。

通称、地子連。正式には、伊勢原地区子ども会育成会連絡協議会。
要するに、伊勢原北地区にある子ども会育成会の集合体です。その総会に出席しました。
私は、市議会議員としての来賓の立場と、22年度の会長を務めた関係で顧問と言う両方の立場で出席しました。
現在、子どもの数が少なくなると供に、子どもの生活環境も激変しています。
塾やスポーツ、習い事と子どもの生活は忙しくなるばかりです。子ども会に入らない生徒が多くなりました。
親も共働き世帯の増加で、役員をやらなければならなくなると子ども会を敬遠するようです。
でも、よく考えて下さい。
今の子供の現状は、仲の良い小人数の子供だけで遊んでいます。遊ぶ前にアポをとって、それもゲームをしている。本当にこれでよいのでしょうか。

子ども会は、様々な活動を通して、1年生から6年生までの縦の繋がりが出来てきます。
上級生は、下級生の面倒を見て、下級生はその姿を見て、大きくなった下級生の面倒をみる。
そして、多地域の子ども会との交流の中、縦の線が横の線へと広がるのではないでしょうか。
さらに、地域のお祭り等に参加することにより、地元の人たちとの触れあることが多くなる。面のつながりへと広がってきます。

3月11日におきた震災。一つの町がまるごと津波に飲み込まれるという悲劇に襲われました。
町役場が被災したということは、その中で管理されていた住民基本台帳も失われたことになります。
そのことは何を意味しているのでしょう。行政は、誰がどこに住んでいたかわからないということです。
その中で、地域のつながり、顔の見える付き合いが重要になってきます。
地域の子どもは、地域で育てる。この環境づくりが、災害に遭遇した時には、子どもたちの精神的ケアも含めた中で、子ども会の存在が重要になってくるのです。

by oyamamanabu | 2011-04-08 22:37 | 日々雑感  

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